20代OLの瀬戸際

風の前の塵に同じ

夜に失くす

しばらく更新していませんでした。

 

書こうと思っていたことは色々あって、ヴェネチアビエンナーレ楽しかったとか最近気になる漫画はこれだとかあるのですが、いかんせん最近は人生に迷いすぎてそれどころではない。

人生に迷っている。
しかも大いに迷っている。

何かといえばやはり仕事のことである。一度体調を崩してからというもの、登録した転職サイトは毎日チェックしているがそれよりも何よりもまず「自分は何故仕事をしているのか」「仕事とは何か」みたいな今更の疑問がむくむくむくと頭にもたげて他の色々なことに手がつかなくなっている。直近の自分の読書履歴を見返すと「世界は仕事で満ちている」「幸福の「資本」論」「明日クビになっても大丈夫!」とかいかにも仕事に迷ってる人のラインナップでちょっとウケる(ウケない)

ちなみに全部面白かったので宣伝しておきますね。

明日クビになっても大丈夫! (幻冬舎単行本)

明日クビになっても大丈夫! (幻冬舎単行本)

「世界は仕事で~」はどんな仕事であれひたむきに打ち込んでいる人は須らく魅力的であるということが書かれていて、「幸福の~」は打ち込めるものっていうのは結局自分が好きなことだよね、ということが書かれていて、「明日クビに~」は好きなことをやるにしてもいきなり会社員という身分を捨てずにまずは週末からトライするのが賢いのではということが書かれている。全て納得ができる。

 

そこで問題になるのは、そもそも自分は何が好きなのかという点である。私は何が好きなんだ?
自分で自分の好きなものがわからないなんてことある?と思っていましたが、あるんですよ。悲しいことに。というより、「これが好きなんじゃないか?」は複数あるんだけれど、「仕事にできるくらいこれが好きだ!」と自信を持てるものは一つもない、と言った方が正しい。

例えば以前、翻訳は楽しいということを書きました。未だに翻訳という行為自体はとても楽しいと思うのだけれど、じゃあ自分は翻訳を副業として今すぐ始めるのか、と言われると、その直前で踏みとどまろうとする心のブレーキを感じる。
それは、もし本当に翻訳を仕事にするなら、もっと英語小説とか英語の記事を沢山読んで英語を勉強していなくちゃいけないはずなのに今そうなっていないし、そうしようとする努力も続いていないという現実があるからである。ちゃんと自分一人を食わせていけるほどの儲けを現実的に得られそうなのか?という怖れもある。
単にお前の気合い不足だというのは本当にそうだと思う一方で、もし心から好きならばこんなことを考える前から既にさっさと始めているはずでは?と思う自分もいる、「本当に好きならば○○しているはずである」のハードルが高すぎるのかもしれない。

 

そんなに迷わずにもっと気軽に色々やればいいのにと自分でも思う、でも気軽に色々やってはいるのだ。翻訳学校の体験に行ったというのもそうだし、ライティング講座に行ったのもそうだし(すっかり手付かずになってしまっているが)、他にも数件専門学校の資料を取り寄せてみたりしている。すればするほどわからなくなる。どれも面白い気がする、やってみたい気もする、でも”なんとなく”のまま自分の好きな気持ちに確信を持つ前に選び取る覚悟がない。

でも自分が自分で「よし、私はこれが本当に好きだな」なんて納得できるまで確認していたらその間にもどんどん年月は流れてあっという間に転職難易度が上がっていくに違いないのだ。そしてそうこうしている間にまた体を壊すかもしれない。と思うと焦りでまたパニックになるというどうしようもない無限ループである

 

将来的に手に職的な方面に行きたいとはいえ、別に必ずしも専門学校に行く必要はないんだし、まずは残業の少ない会社に転職してから空いた時間で色々思考や試行を続けるのが1番賢いような気もしている。が、転職にはエネルギーが必要だし、なにせ自分が何をやりたいかわからないのだ。たとえ腰掛け気分であっても(それもどうかと思うが)、せっかくなら今度はせめて自分の興味関心がある分野にもっと寄せたい、という思いがあり、慎重になり、ますます足が重くなっていく。自分で自分の願望がはっきりわからないというのは悲劇なのだ。というか悲劇ぶって考えるのを先送りにしているだけでは?と思うと焦りで(以下略)

そもそも今の仕事だって悪いことばかりではないし、学生時代のこととはいえ1度はこれでいくぞと思った仕事のはずで、続けたいと考えられないのはちゃんと自分が向き合って努力していないからでは?と思うと(略)

 

考えすぎて何が何だかわからなくなっている自覚はある。

わからなくなっているので、1度は違う会社から内定までもらっていたのだが結局断ってしまった。迷走している。

 

ただ、今の仕事で頑張り続けるというのはやっぱりないよなあ、と直感的に理解しているので、あとは考えるだけなのだ、そして諦めなくてはいけない。今の仕事を続けられれば、楽しいと思えていれば、世間的にも何も問題のないエリートコースをすらすらと歩めていたけれど、自分にはそれができないという現実をしっかりと受け止めなくてはいけない。どこかに未練があるからこそこれだけ決心が長引いている側面もあるはずだ。

向いていなかった、楽しいと思えなかった、というのはほぼイコールで仕事ができなかったということだ。その場その場では自分の持てる力で真面目に取り組んできたつもりだし、クビになっていないので少なくとも最低基準は満たせているんだろうけれど、そこを大幅に超えることもたぶん、なかったのだ。

気怠そうにしながらも、なんだかんだ楽しんで働いている先輩も少なからずいる。私はそれを羨ましいと思う、そうなれれば良かったと思う。でも自分はそうなれない、そのことを身を持って感じ続けた2年半ではなかったか。

 

 

自分は思考が0か1かの極端に振れがちな人間なので、また体調もなんだか恒常的によろしくないので、気付いたら「何にも考えずに会社辞めました」みたいな記事をまた書いている気がしなくもないが、ちゃんと自分で納得のいく道を選びたい。選びたい、じゃないな、選ぶんだ、選ぶのは自分だ、しっかりしろ。逃げるな。

 

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タイトルは全く内容関係なく自分の好きな曲から。友達に教えてもらってからずっとふとした時に頭にめぐる